
陸と海では、仕事の常識が違うことをわかって。
よく、「有給休暇はありますか、なんて間抜けな質問をするから落とした」という船主の話を聞きますが、陸で転職するときには、きちっと待遇を確認するのは当然のことなのです。面倒かもしれませんが、海の仕事の常識を一から教えてあげてください。
できれば、「体験乗船」の機会を与えよう。
漁業という仕事の厳しさは、どんなに口で説明しても伝わりきらないもの。ですから、せめて自分は船酔いをするのかどうかを確認させるため、短い時間でも船に乗せてやってください。もちろん、漁の様子まで見せられれば最高です。
住まいや生活のことまで、よーく話し合って。
仕事になじむ以上に、地域になじむことが定着にはとても重要です。過保護にする必要はまったくありませんが(特別抜いは、すでに働いている漁師たちの不満を呼びます)、最初のうちはプライベートな面まで面倒を見てやってください。
必ず2人以上を同時に採用しよう。
これは陸の仕事も同じなのですが、新しい職場にポツンとひとりだけ採用されると、辞めてしまう確率が非常に高いのです。同期入社の友人がいると、愚痴を言い合って耐えられるもの。「甘い」と言わず、彼らの不安をわかってやってください。
給与や待遇のことは十分に説明を。
陸の仕事のほとんどは固定給制ですが、漁業は基本給+歩合給が普通。なので、年収べ−スで収入の目安を伝えてください。お金の話はとても大事です。さらに手当や社会保険など、待遇まわりは問題になりがちなので、しっかり説明を。