初めての方へ

漁師.jpは、これから漁師を目指す方、漁業に興味のある方など漁業への就業を考えている方に向け発信しています。水産庁、全国の都道府県、地域の漁協等と連携をとり、新たな漁業の担い手を確保・育成することを目的とし活動している日本唯一の組織です。

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全国の漁師に関する求人情報が探せます

『漁業求人情報』のコーナーには、全国の漁協・漁業者から求人情報が寄せられています。
今すぐ漁師になりたい方は、『漁業求人情報』をチェックして、直接求人者にご連絡ください。雇用については当事者間で労働条件等を確認し雇用契約を交わしてください。

漁業就業支援フェア等の開催情報がみつかります

漁師版の合同就職相談会である「漁業就業支援フェア」をはじめ「漁師就活セミナー」など「漁師の仕事!」シリーズ情報を発信しています。各地で開催している地域版の漁業就業支援フェア等の情報も掲載しています。
事前予約制が必要なプログラムなどもございますのでご確認ください。

漁業種類や漁法について学べます

沿岸漁業や沖合・遠洋漁業といった漁業種類の別や、定置網漁や一本釣り漁などの漁法について、イラスト付きで解説しています。漁業に関心を持ち始めた方も優しく学ぶことができます。

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漁師の仕事ぶりや暮らしの様子がわかります

転職して漁師になった方や、先輩漁師のもとで研修中の方たちの体験談を取材しました。
船上での仕事の様子はもちろん、陸での仕事ぶりや普段の生活の様子なども垣間見ることができます。

はじめての方に向けたQ&A集

魚を獲ることが漁師の仕事ですが、魚を獲る場所(漁場)や獲り方(漁業種類)、狙う魚などによって、仕事の内容が異なります。
また、ただ獲るだけでなく育ててから獲る漁業(養殖業)もあります。水揚げした魚の選別はもちろん、船の掃除や漁具の手入れなど、陸での仕事もあります。網を使う漁業では、網の補修も漁師の大切な仕事の一つです。

また、海の資源を守ることや海浜清掃も漁師の大きな役割です。台風の次の日などは海浜清掃を仲間と協力して行っています。

魚を獲る場所は、日本の沿岸海域から世界の海まで様々です。

陸地に近い海で日帰りで漁をする漁業を沿岸漁業、もう少し遠い日本の周辺の海(200海里水域内)で漁をする漁業を沖合漁業、外国の海で漁をする漁業を遠洋漁業と呼びます。

漁業種類や狙う魚、時期によって異なります。朝早くから働いたり、夕方から夜中にかけて働きます。沿岸漁業の休日は市場の定休日に合わせ1週間に1日定期的に休むことが多く、また海が荒れて漁に出られなければ急遽お休みになることもあります。

大きな船で長い期間操業する沖合・遠洋漁業では帰港した時や船の点検の時に1ヶ月程度のまとまったお休みがあります。

また、海を休めるために「休漁」をする漁業もあり、特に沖合底曳網漁業では夏場に数か月まとまってお休みをするなど地域や所属団体と話し合い海の管理をしています。

陸から遠い場所での漁ほど船は大きくなります。遠洋漁業の船には魚を冷凍にする設備があることで長い期間、鮮度保持を保ち港に新鮮な魚を届けています。

最近の遠洋船にはWi-Fi設備を搭載する船も増えてきています。

船の装備は漁業種類によって異なります。

給料は、乗組員として漁業会社に雇われている場合は、「基本給プラス歩合給(生産奨励金などともいう)」というところが多く、魚の獲れ具合によって毎月給料が変わります。また、毎月の給料は定額で漁期が終わった時にボーナスのような感じで歩合給を支払う船もあります。

船によって歩合給に幅があるので基本給はあくまでも最低限のお給料と考えたらよいでしょう。
独立した漁師(自分の船を持ち漁をする漁業)であれば、水揚げから経費(餌代や道具代、燃油代、維持費など)を差し引いた分が自分の収入になります。

当サイトの「漁業求人情報」をみてご自身で求人者にアプローチするのもひとつの手ですが、漁師.jpが開催している「漁業就業支援フェア」に参加すれば、一度にたくさんの受け入れ側と話をすることもできます。このフェアは年に3〜5回東京、大阪、福岡などで開かれ、漁師を募集している漁業者が全国から集まるので、お近くのフェアに参加してみてはいかがですか。小学生から転職希望者まで色々な人が来場されます。
また、各都道府県でもこのような相談会などを実施しているところもあります。「地域の漁業関係者からのお知らせ」をご覧ください。