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現場漁師の声

現場漁師の声

小林 裕次さん

小林 裕次さん

20歳で船に乗ることを決めて、6年が過ぎた。漁師の仕事の奥深さがやっとわかり始めた。

岩手県生まれ、26歳。地元・宮古の「海員学校」(現在の国立宮古海上技術短期大学)を卒業し、しばらくはアルバイト感覚で土木関係や海産物加工の仕事をしていたが、20歳になって、父と同じ漁師の道へ。子どものころから目の前で見続けてきた、沖合底曵き網(トロール)漁の船に乗った。

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沖合底曵き網漁の漁船は比較的乗組員の数が多く、「いろいろな考えの人がいるので戸惑うこともある」という。独身で実家暮らし、生活環境としては恵まれていることを自認している。

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とにかく「忍耐」の積み重ね だから大漁の喜びは格別

甲板も網も、すべてが凍てつく真冬の漁は厳しい。また、船に乗った当初は先輩に怒鳴られてばかりだったという小林さん。「まだまだ知らないことや、自分で満足できないことはたくさんあります」と苦笑する。深夜に出港して、約12時間を船上で過ごす日々に慣れ、仕事のメリハリがやっと身体になじんできた。最近では船上での仮眠時に、いびきがうるさい、と怒られたとか。エンジンなど機関・設備の勉強を重ねて、機関士としての資格の取得にも励んでいる。漁がうまくいったときの喜び、そして厚い報酬はやっぱり魅力だ。

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ちょっと車で走るぐらい 陸に特別な楽しみはない

夕方に家に帰って11時ぐらいに就寝、そしてわずか2時間ぐらいで起きてまた出港の日々。それでも定休の日曜や、時化のとき、夏の休漁期間など家で過ごす時間もけっこうある。「特に何をすると決めることもなく、のんびりです」と。